こんばんは、迷える子狸です。
あらすじ(公式HPより)
雑居ビルで火災が発生し、UDIに10体もの焼死体が運ばれてくることに。遺体は黒く焼けこげていて、全員が身元不明の状態。ミコト(石原さとみ)、中堂(井浦新)らUDIメンバーは、ヘルプとして来た坂本(飯尾和樹)の手も借りながら次々と解剖を進めていくが、身元判明は困難を極める。
一方で、神倉(松重豊)は将棋の師匠として慕っているごみ屋敷の主人(ミッキー・カーチス)の元を訪ねていた。彼の妻は1年半前に亡くなりUDIで解剖されたが、今も死を受け入れられずにお骨の引き取りを拒否しているのだった...。
解剖の結果、ミコトは9番目の遺体が焼死する前に後頭部を殴られていた可能性があると指摘。腰にはロープで縛られていたような皮下出血も見つかり、単なる火災ではなく殺人を隠すための放火だったのか...?と疑念を抱く。
また火災現場で唯一助かった男がいることも判明。その男が入院していたのは、六郎(窪田正孝)の父・俊哉(伊武雅刀)が勤める病院だった。俊哉はUDIを訪ねてきて、男の病状を伝えるとともに、息子を解雇してほしいと申し出る...!!
感想(ネタバレ注意!!)
神倉さんが推し進めていた(が実現しなかった)治療跡のデータベース化、
強い思い入れがあるんですねぇ…。
いつもひょうひょうとしている感じの神倉さんだったので、
そんな思いを抱いていたなんて、ちょっと意外でした。
最後まで身元は分からなかった9番目の遺体は、
元ヤクザの町田さんということが分かりました。
若い頃のヤンチャのせいで親に勘当され、実家には戻れなかった町田さん。
六郎も、町田さんと自分の境遇を重ね合わせ、
亡くなった後もなお、親に受け入れてもらえなかった町田さんのために、
死の真相を明らかにしようと必死に動きました。
結果、町田さんの後頭部の傷は殺人ではなく、
火災現場でのバックドラフトの衝撃で吹き飛ばされた際に、
階段の手すりに頭を打ち付けて出来たもの。
ロープの跡は、スナックにいたお客さん達を避難させる際についたものでした。
消防士であるお父さんに教えてもらった方法を、ずっと覚えていたんですね。
なんだか、切なくなりました…。
そして、ついにUDIラボメンバーが、
口腔内に金魚の形の口内炎がある遺体と遭遇しました。
中堂の恋人を殺した犯人に辿り着くことができるのでしょうか…。
来週も楽しみです♪