隣の家族は青く見える 第10話を見たよ。
こんばんは、迷える子狸です。
今さら感はありますが、
フジテレビ木曜ドラマ「隣の家族は青く見える」10話を見ましたので、
感想を書いていきたいと思います。
あらすじ(公式HPより)
流産してしまったことに大きなショックを受けた奈々(深田恭子)は、大器(松山ケンイチ)に置き手紙を残して姿を消す。 奈々が向かった先は、伊豆の実家だった。
奈々の母・春枝(原日出子)から連絡をもらった大器は、奈々の元へと駆けつけた。 だが奈々は、「もう治療を続けていく自信がない」と言って大器に別れ話を切り出す。 今ならまだ大器は別の女性とやり直せる、というのだ。 大器は、どうして子どもがいなかったら幸せじゃないと決めつけるのか、と反発したが……。
朔(北村匠海)は高卒認定試験に合格する。 渉(眞島秀和)は、受験が終わったら渡そうと思っていた、と言って朔に一枚の紙を手渡す。 それは、世田谷区同性パートナーシップ宣誓の申告書だった。 すっかり朔と親しくなっていた渉の母・ふみ(田島令子)も、ふたりを祝福した。
真一郎(野間口徹)は、テレビのダンスコンテストに出場する優香(安藤美優)の応援に行く。 そこに、深雪(真飛聖)の姿はなかった。 が、実は深雪は、真一郎たちに気づかれないようにしながら、こっそり優香の応援に来ていた。
亮司(平山浩行)は、亮太(和田庵)の姓を変更するための申立書を準備する。そこで亮司は、ちひろ(高橋メアリージュン)と将来のことについて話し合い、事実婚誓約書と遺言書を差し出す。亮司なりに、ちひろと涼太を守るために考えた上での行動だった。ちひろはそれに署名した。
コンテストに優勝した優香は、家に戻るとすぐに深雪に報告した。 そんな優香に、深雪は受験を止めていい、と話す。
その夜、真一郎は、離婚を撤回したいと深雪に頼む。 ふたりは、お互いのことを考える時間を作ろう、と約束した。
心配して奈々を訪ねた聡子(高畑淳子)は、妻が辛い思いをしているのなら夫にも辛い思いをさせるべき、辛くても悲しくてもふたりで一緒に生きていこうと約束したのが夫婦なのではないか、と諭す。 一方、大器は、毎日奈々に写真送り、日々の出来事を知らせていた。 それを見ているうちに、大器と暮らした日々を思い出した奈々は、彼の元へと戻る。 「ただ大ちゃんに会いたくてたまらなくなった」と伝える奈々。大器は、そんな奈々を抱きしめ……。
奈々と大器は、片岡医師(伊藤かずえ)の元を訪れ、不妊治療を止めることを伝えた。
コーポラティブハウスの共有スペースでは、サプライズで亮司とちひろの結婚を祝うバーベキューパーティーが開かれる。 言い出したのは亮太だった。 神父役を務めたのは真一郎だ。 奈々たちは、亮司とちひろを心から祝福し……。
朔は、渉の仕事を手伝い始める。 深雪は働きに出るようになっていた。 真一郎も、学習塾で事務の仕事をしながら、ボランティアの塾講師を続けていた。
数年後、大器がプロジェクトに参加していたアウトレットモールが完成する。 奈々は、大器と共にその施設を訪れ、楽しいひと時を過ごした。
奈々と大器の元へ、聡子や健作(春海四方)ら『いらがし』の面々が訪ねてきた。 奈々たちは、コーポラティブハウスのメンバーとともに共有スペースで一緒に写真を撮り……。
感想(ネタバレ注意!!)
結末が気になるから、とりえず一回通して見て、
ブログに感想書くためにじっくりまた見ようと思っていたら、
録画を消してしまいました。
なので、最終回なのにうろ覚えです…。
伊豆の実家に帰った奈々は、大器に別れを切り出します。
確かに、大器のプロポーズの言葉が、「俺の子供を産んでくれ」でしたし、
子供を産めないことで、奈々が「大器の望みを叶えてあげられない、別れよう」と考えてしまうのも致し方ない気がします。
でも、大器の家も跡継ぎが必要な家系というわけでもないし、
無理して子供という存在にこだわる必要はないよね。
大器も奈々も、「一緒にいたい」と思える相手に巡り会えたこと自体がすでに幸せなことなんですよね。
うらやましいことです…。
聡子が奈々を連れ戻しに伊豆までやってきましたが、
大器のもとに戻って欲しい理由が、
(うろ覚えですが)「奈々ちゃんがいないと、大器ダメなのよ…」って、
主に大器の生活が自堕落な感じになってるからというように受け取れて、
「奈々は家政婦かよ」って思わずツッコみそうになりましたw
まぁ、でも後半の聡子の思いには共感する点も多いです。
結局、奈々は大器の元に戻り、不妊治療をやめる決断をしました。
数年が経ち、子供はいないけど、相変わらず仲良しな大器と奈々です。
「不妊治療をやめたら案外すんなり子供を授かった」というラストだったら、
今現在、不妊治療に苦労している多くの人々を裏切ることになりそうだし、
「子供がいなくても、二人で幸せに過ごせる」というラストで良かったです。
さて、その他3カップルのことも少し触れておきます。
真一郎と深雪は、離婚の危機から脱してよかったです。
それにしても、深雪はことあるごとに真一郎のことを「イケメン」と言っていて、
意外と男の趣味が悪い…?!笑
亮司とちひろは、「事実婚契約書」にサインをしました。
…もうさ、これにサインするくらいなら婚姻届で良くない?
と思ったのですが。ダメなの?w
渉と朔は同棲パートナーシップの宣誓書にサインをし、
公的にも関係が認められました。
それにしても、ふみとあんなに仲良くなってしまうなんて、
朔のコミュ力は凄まじいですね…。
3カップルとも、最終回でうまく問題が解決されて良かったです。
子狸の中で、冬クール1番か2番くらいにヒットなドラマでした。
楽しかったです!