こんばんは、迷える子狸です。
せっかくの3連休なのに、まさかの台風接近。
東京も昨日の夜頃から雨が降っています。。。
今日は朝から雨なので、テンションが下がりっぱなしです。
本当はリアル宝探しに行きたかったのですが、
諦めて家でまったりすることにしました。
というわけで、どーん!
すでに映画館で鑑賞済みなのですが、あまりに面白かったので、
ボーナスで「シン・ゴジラ」(ブルーレイ通常版)を買ってみました。
買ってからもう何回か見ているので今さら感満載ですが、
鑑賞日記をつらつらと書いていこうと思います。
暇なので。笑
※長文です。
※若干ネタバレがあります。
1、冒頭
東京湾を漂流するクルーザー、誰もいない船内におかれた置手紙。
アクアライン直上で発生する水蒸気爆発。
状況が全く把握できず、会議を繰り返す日本政府。
めまぐるしいカット割り、畳み掛けるようなセリフ回し、専門用語がちりばめられた字幕、
のっけからすさまじい情報量に圧倒されます。
ワンカットごとの情報量が多く、瞬きするまもなく画面に引き込まれました。
このかんじ、なんか既視感を覚えます。
そう「新世紀エヴァンゲリオン」です。
いまさら言うまでもないですが、今作の監督(総監督)は庵野秀明、
新劇場版エヴァ4作目の制作を一旦止めて(ほっぽり出して)、
海面から飛び出す謎の尻尾、判断を保留する御用学者たち。
混乱の中、街に上陸し、侵攻を始める巨大生物!!
って、ここ・・・
蒲田\(^o^)/
実は子狸、蒲田に住んでます。
そうか、蒲田は犠牲になるんだな、と
映画館での鑑賞時、コイツはてっきりゴジラの敵役の怪獣かと思っていたのですよ。
正式には第2形態、チマタでは「かまたくん」と呼ばれているらしいです
こんなやつです↓わが町の敵です。
こんなの誰が買うんだろ・・・。
こいつ、立ち上がって進化しやがります。
立ち上がったやつを、「しながわくん」と言うらしいです。
大田区・品川区を破壊しまくって海に戻っていきましたとさ。
果たして「シン・ゴジラ」は今後テレビ放送とか出来るのでしょうか…。
2、ゴジラ現る
来日するカヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)。
資料にある「GODZILLA」の文字。
「ガッッジィーラッ」(笑)
謎を解明できないまま、ゴジラ襲来。
・・・子狸は再び理解しました。
また大田区が踏みつぶされるんだろうな、と。
都心を目指すのは大いに結構なのですが、毎回大田区を通らないでください。
江戸川区とかあるでしょう。
ちなみに武蔵小杉での戦闘では自衛隊の攻撃は全て命中していました。
日頃の訓練の賜物です。これにめげずに頑張ってください。
3、都心壊滅
人口密集地でなすすべもない日本政府。
飛来する米軍爆撃機。
投下された爆弾でついにゴジラにダメージを与えられたのだが!!
本作の見どころの一つです。
ゴジラの背びれが光り、すさまじい光線が放たれ周囲のビル街は一瞬にして焼き尽くされます。
特撮を用いた街の破壊シーンこそゴジラ映画最大の見どころです。
今回はCGと特撮が効果的に組み合わせられ、
破壊のカタルシスと恐怖が同時に味わえる見事な映像となっていました。
そして、子狸の職場が…やられた…。
子狸は再び既視感を覚えます。
その辺の事情はあちこちで詳しく書かれてますので割愛しますが、
4、ヤシオリ作戦のために
光線を出し尽くし静止するゴジラ。
多国籍軍による核攻撃が迫る中、
ゴジラの生態の解明、凍結用の薬剤開発、核攻撃を遅らせるための根回し、と
日本人によるチームプレーが展開されます。
みんなの力を合わせればゴジラにだって勝てる!というメッセージだと子狸は思いました。
あと、個人的に仕事で治験関係の仕事をしているので、
凍結用の薬剤の大量生産の場面は、
そうだよね、ラインの確保とか大変だよね、うんうん。
という感じで見ておりました。
5、作戦当日・・・ そして
新幹線爆弾。
在来線爆弾。
ゴジラの口に注がれる薬剤。
本作最大の見どころといっていいでしょう。
ゴジラを転倒させるために爆弾を積んだ電車が突っ込んでいきます。
電車好き男子が泣いて喜ぶ名場面です。(多分)
2度目の薬剤注入でようやくゴジラ凍結に成功するわけですが、子狸はみたび既視感を覚えます。
あの震災の翌日、福島第1原発に放水車によって炉心冷却を試みている時の様子です。
(画像はネットから適当に拾ってきました。翌日の写真じゃないかも。笑)
今までのゴジラにはしっかりとキャラクターがあったように思います。
表情があるし、ゴジラに子供がいて守ろうとしたり、怒ったり悲しんだりするシーンがあったり。
着ぐるみ着た俳優が演じてるからなのか生き物らしさがあるんですね。
今回のゴジラにはそれがありません。
子狸が思うにこいつは「災害そのもの」なんです。
この映画、そういった災害に立ち向かう人々を描く、ディザスタームービーなのではないかと思うわけです。
ラストシーン、印象的です。凍結された尻尾には人間の体のようなものがいくつか確認できます。
シン化を繰り返す本作のゴジラ、人間に変身しようとしていたのでしょうか。
人型にシン化したゴジラが象徴する厄災とはなんだったのでしょうか。
という訳で、子狸がシン・ゴジラを見た記録でした。
長文になってしまいましたが、要するに
とんでもなく面白かったです。
なにげに、高橋一生も出ていますね。
私は通常版ブルーレイを購入しましたが、メイキングがついてる特別版を買うべきでした。